Green Science Alliance が天然バイオマス、植物由来の乳酸可塑剤を開発
ニュース提供:
2023 年 2 月 23 日、午前 8 時 37 分(東部標準時間)
この記事をシェアする
川西市、日本、2023年2月23日 /PRNewswire/ -- 気候変動、地球温暖化、種の絶滅、水不足、人口爆発による森林破壊などの環境問題は、世界中でますます深刻になっています。 特に、プラスチック汚染は悪影響を及ぼし、特にマイクロプラスチックおよびナノプラスチックは、プラスチックで汚染された呼吸空気の結果としてすでに人体に存在している。 したがって、プラスチックのリサイクル、プラスチック使用量の削減、生分解性プラスチックの使用と開発が集中的に挑戦されています。
プラスチックは主樹脂と安定剤、難燃剤、潤滑剤、核剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤などの多くの添加剤で構成されています。その中でも可塑剤はプラスチックや樹脂に柔軟性を与える重要な添加剤です。
可塑剤は、PVC(ポリ塩化ビニル)などの熱可塑性樹脂に柔軟性を与え、量産時の加工や成形を容易にします。 適用される樹脂によっては、可塑剤の量がプラスチック全体の数十パーセントになる場合もあります。 樹脂と適切な可塑剤を適切に配合することにより、食品パッケージ、ゴム手袋、繊維用カラーインク、電線被覆、自動車部品、床材、壁紙、住宅・建築物など、さまざまな用途に使用できます。
可塑剤にはいくつかの種類があり、フタル酸系、トリメリット酸系、シス-4-シクロヘキセン-1,2-ジカルボン酸系、アジピン酸系、リン酸系、ポリエステル系など、いずれも石油由来の可塑剤です。 。 生分解性がなく、廃棄後はCO2を排出します。 特にフタル酸系可塑剤は環境や人の健康に有害であると言われています。
これに関して、グリーンサイエンスアライアンスの神野拓彦氏と森良平博士は、天然バイオマス、乳酸を含む植物ベースの可塑剤を開発しました。 バイオマス系可塑剤には、ポリエステル系、クエン酸系、大豆油エポキシ系などがありますが、乳酸系可塑剤は、私たちが知る限り商品化された例はありません。 乳酸は植物から作られるため、この種の可塑剤はCO2削減に貢献すると考えられます。 乳酸系可塑剤は石油系市販PVC用可塑剤と同等の挙動を簡易成形試験で確認しました。 開発した乳酸系可塑剤のバイオマス含有率は55~60%程度ですが、グリーンサイエンスアライアンスは今後もバイオマス含有率の向上に挑戦していきます。
連絡先:森 良平+072-7598501[email protected]
出典 グリーンサイエンスアライアンス株式会社
株式会社グリーンサイエンスアライアンス